初心者向け!公演打つ時これおさえて!【藤田侑加】

どうも制作の藤田です!
最近現場に入れてないので制作と名乗っていいのかはなはだ疑問です!!!

(過去に書いてきた記事はこちら)

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2017.05.30

公演打つ時に、絶対確認していることなどを今回は話題にしてみようかなと思います。

現場に入る時、注意しないといけないことはそれこそ次々に出てくるのですが、どう考えても「売上金の回収」は最大のミッションです。

お釣りをしっかり準備しよう

公演のチケット代は3,000円だったり、3,300円だったり、4,500円だったりとこれに関しては公演によって様々ですよね。

しかしながらどんな金額であろうと、一番いけないのは、お客さんに出された金額に対してお釣りが出せないこと

ましてやほとんど当日精算で対応しようとしているなら、全員分のおつりは準備して当たり前!!

どれぐらい準備しておけばいいのか?というのは、これが正解というのはありませんが気持ちとしては、1万円札が連続できても対応できます!ぐらいの勢いで両替しておいたほうが安全です。

私は大体3〜5万円程度をベースに、半々で小銭を(チケットの値段にもよりますが)100円玉の棒金で3〜4本、残りを千円札で準備することが多いです。

お釣り5千円のところ千円札5枚で支払うのは問題ないけれど、お釣りが6千円のところに千円札が切れてる!というのはNGです。

3連休は気をつけて!

特に3連休の時には多目に両替準備をしましょう。

銀行では金曜日の15時までしか両替はできません!

それこそ、誰かの銀行口座にいったんおつりの元になるお金を入れて細かい単位で引き出すという策も平日18時までの手段。

イベント実施は準備段取りが物を言います。

くわえて、忘れがちなのが「大入袋の五円玉問題」

大入袋は縁起物なので、団体や公演によって出す出さないってあるけれどいざ出すぞ、となった時に千秋楽は日曜日・・・五円玉が入手できない・・・!なんてことも。

使う「かも」、他のものでの代用がどう考えてもきかないな・・・というものは開き直って準備しておきましょう。

ちなみに私、制作道具入れに大入り袋と棒金で5円玉ストックしています

本当に楽日いきなりの入手は困難だから。

金庫持っていきましょう

受付ではなにより現金を扱っていることを忘れずに。

誰にでも触れるようなところに置くのも論外ですが、誰でも抜き取れるような状況になるのも論外。一般的に、内部からの売上金の盗難もない話ではありません。

その日の売り上げ、1日終わったらそれこそ専用の口座(劇団名義で作るなり、使っていない口座があるならそれを劇団用にするなり)に入金しておくとより安全。

「手数料がかかる」とか、盗まれるリスクに比べたら2、300円の安全料ぐらい決して安くないと思いますよ?

領収書も忘れずに

そして領収書の準備も忘れずに。住所・氏名・代表者の捺印もして置いておきましょう。

「領収書ください」でいきなりあたふたしだす受付、本当にたくさん遭遇したことあります・・・。

「宛名」「日付」「金額」「但し書き」部分を空欄にして何枚か準備しておけば、チケットでもグッズ販売でもどちらでも使えます。

自宅住所を公開したくないならば、バーチャルオフィスの住所貸し出しサービスもあるので、そういうサービスを利用しましょう。

資金繰り大丈夫ですか?

準備期間が長いプロジェクトにありがちなのは、資金繰りの問題。

プレイガイド経由は公演終了後にしかお金入ってこない、当日精算であっても「その予約の枚数通りに本当に売り上がるか」は別問題。
そして過去の記事でも書いた通り、「準備期間にかかるお金」はそれなりにあります。

金額がどれぐらいかかるか、の確認ももちろん大事ですが「支払いのタイミングはいつなのか?」の確認も大事。

稽古場などは公共施設やまとまった期間同じ場所を使うとなると稽古開始の2〜3ヶ月ぐらい前に押さえることもあるので、申し込み時に支払いが発生することもあります。

となると当日精算オンリーで支払いを決め込んでいると「誰かが立て替えたら売り上げで精算となると精算してもらえるまでかなり待たされる」事態が発生するわけで。

持ち出す金額がいくらなのか、いつ支払いがあるのか、ではそれに対してどう対応するべきか、行き当たりばったりや「誰かに立て替えて待ってもらおう」などではなくきちんと支払いスケジュールをつくりましょう

まとめ

企画は準備・段取りがモノを言います。

作品を作ることでいっぱいいっぱいになっていて、「お金」の部分はその作品作りを支える基礎なのにも関わらず行き当たりばったりになりがちです。

トラブル防止のためにも、1つ1つ確認して進めていきましょう。

藤田侑加

兵庫県神戸市出身。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒。
大学は舞台美術を専攻し、卒業後演劇の制作として活動を開始。現在はフリーでチラシのデザインや演劇の企画・広報・制作から海外の演劇祭などにも参画中。
動画メディアサイト『エントレ』で不定期に公演レビュー掲載中
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