忍び翔ける芝居人 vol.3 〜「本当に」好きなように生きること〜【おしょう】

どーも、おしょうです。

このコラムでは、芝居だけで飯を食っているフリーの芝居人が、芝居(好きなこと)で生きていくために必要なことを、自分の体験を基に伝えていきます。

また、毎月の収入公開も継続していきます。

今回のテーマは、「本当に」です。

ちなみに「7月に月収30万を達成する」という裏テーマも掲げていたのですが、果たして達成できたのでしょうか…?

6,7月月収

6月月収
劇団しおむすびメンバー参加費 45,000円
「即興deNight」参加費 20,000円
定期WS参加費 22,000円
一人即興WS参加費 55,000円
俳優訓練会参加費 41,500円
フルレンスインプロWS 50,000円
「即興deNight」ギャラ 1,500円
「Second Circle Live」ギャラ 2,500円
その他、他企画報酬 3,000円
計 258,500円

7月月収
劇団しおむすびメンバー参加費 40,000円
「即興deNight」参加費 25,000円
フルレンス連続WS参加費 150,000円
定期WS参加費 10,000円
一人即興WS参加費 18,000円
俳優訓練会参加費 20,000円
ロサンゼルスシェアWS 34,000円
「Full Length Impro ~Room~」ギャラ 5,500円
「Impro to the Future」ギャラ 5,000円
「おしょふぇす」売上 50,100円
その他、他企画報酬 35,000円
計 392,600円

2018年収入 (1〜5月収入)1,262,600円+(6〜7月収入)651,100円=1,913,700円
平均月収 273,386円

見事、7月の目標を達成することが出来ました!!!
この企画を始めて以降の最高額です!嬉しい!!!

そんなに稼いでどうする?

この企画を続けることを通して、自分のお金の稼ぎ方が上手くなっていってるのを感じます。

「このまま月収50万、100万も夢じゃない!」…とも思えますが、そもそも僕らは何のためにお金を稼いでいるのでしょうか。

まず、必要最低限の生活をするためにはある程度のお金は必要です。いわゆる「消費」と呼ばれるものですね。

が、それ以外は「浪費」「投資」の2種類に分類されます。

「浪費」は自分の欲を満たすために使うこと、「投資」は自分の成長のために使うことです。

この2つの出費を抑えることが出来れば、そんなにたくさん稼がなくても生きていくことが出来ます。

これからの僕は、そんなに稼がずに生きていきたいなあと思っています。

稼ぐことを目的にしたくない

「今までお金を稼ぐことを大事にしてきたのに、急に稼がないようにするなんてどういうことだ!?」と思われるかもしれません。
正確に言うと、必要以上に稼がないようにしたいのです。

最近僕の身の回りにも、好きなことだけで稼いでる人が増えてきました。

類は友を呼ぶ的な感じで引き寄せているのでしょうが、そんな人達の話で必ずと言っていい程出て来るのが「どのくらい稼いでるか?」という話です。

毎度毎度「僕は月100万かなあ(どやあ)」「すごーい!(尊敬)」的な展開になるのです。まるで「より稼いでる方が偉い」みたいな雰囲気です。

果たして本当にそうなのでしょうか。

何のためにフリーランスになったのか

僕がフリーランスになった理由は、組織ややりたくない仕事に縛られたくないという想いからです。

つまり、自分を縛るものから解放されるために、自由な生き方であるフリーランスを選んだのです。

しかし、周りの人達は「どのくらい稼いでいるか?」に囚われている気がします。フリーランスという縛られない生き方をしているのにも関わらず、お金に縛られているのです。

僕はそうなりたくないと思ったのです。

本当に必要なものがわかればいい

話を戻しますが、必要最低限のお金で生きていくためには、浪費と投資を減らすしかありません。

さすがに0にするわけにはいきませんし、がむしゃらに節約するのも自分の心が縛られるので良くありません。ですから、本当に自分が必要としてるものを知る必要があります。

そして、何かを得ることよりも、捨てることが大切です。

7月に入って以降の僕は、必要なもの以外を捨てる活動をし続けました。

今の自分に不要な仕事、やりたくない仕事は全て辞めました。公演やイベントに誘われても、行きたい気持ちがない限り行きません。

なんとなく通っていたワークショップやレッスンも辞めました。また、家の中にある読まなくなった本、不要な家具、ここ半年使っていない物、カード、服も全て捨てました(一部売りました)。

これらは、本当に必要なものを知るための作業です。不要なもので囲まれていると、本質が見えなくなります。

そうすると「やりたい」ではなく「なんとなく」で動いてしまうのです。

今の僕は、何か行動を起こす時、それが本当に必要なのかどうかを常に自分に問うようにしています。

そういう意識を持っていても、後から「要らなかったな」と思うことは多々あります。
でも、これは訓練していかなければいけないものです。

「好きなように生きる」とは「なんとなく」「テキトーに」「いい加減に」生きることでは無いのです。

「本当に好き」「本当にやりたい」という気持ちに導かれて生きること。

僕にとっての「好きなように生きる」の定義です。

忍翔(おしょう)

インプロバイザー(即興役者)、インプロ(即興芝居)&演技指導、演出、俳優。

高校から演劇を始め、大学から奈良橋陽子が主宰を務めるMLSにて英語劇を始める。その後、国際的に活躍するインプロ指導者・今井純、アクターズスタジオ生涯会員・ボビー中西に師事し、インプロとマイズナーテクニックを学ぶ。20歳で日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を立ち上げ(現・プロデューサー兼指導)。

22歳で単独即興ライブ「O-SHOW」をスタート。24歳でイタリア・ミラノで行われたインプロの国際会議に参加し、インプロの国際組織「国際シアタースポーツ協会」のメンバーとなる。

現在は舞台の企画や指導を行う傍ら、表現者としては一人芝居の可能性を追求している。
WEBサイト
https://twitter.com/osho_jam