初めまして。
まずは月並みですが、記事をクリックし読もうとしていただいて本当にありがとうござます。
私はY’s ExP.(ワイズイーエクスピー)というカンパニーで代表そして脚本演出をやっております、槙本擁(まきもとよう)と申します。
おそらくは初めましての方が多いかなと思いますので、そのように挨拶しましたが、もしあなたが私と面識がある場合、あなたのことを忘れたわけでは決してありませんからね!
この度ご縁でここ「しばいのまち」の町長さん(という表現が正しいのかはわかりませんが)とお会いする機会がありまして、そこからトントンと話が進み、こうして「しばいのまち」の住人の皆さん、もしくは観光や旅行でいらしてる皆さんに向けて記事を書くこととなりました。
町長さんが声高らかに叫んでいる(かどうかまではわかりませんが)「読んだ人に必ず何かプラスになるもの」を目指して私も自分が書く記事を通して町民の皆さんや観光客の皆さんと一緒に「しばいのまち」を、また演劇界を盛り上げていければと思っております。
と、言いながらも具体的な芝居の話よりまず私が何者なのかを少しお話したほうが良いような気がします。
だって誰だかよくわからない人の話って眠くなるじゃないですか。
何を食べるかより誰と食べるかが食卓の幸福度を左右するように、何を言われているかより誰が言っているかって結構大切ですよね。
「石って良いよね」って言葉をタモリさんが言うのか瀬戸内寂聴さんが言うのかでは、なにやらその言葉の向こう側に漂ってくる意味合いが変わってくるみたいに。
いや、だからってタモリさんや寂聴さんのように、私にそんなたいそうな能力や経歴があるというわけではないんですが、こういう文字だけの記事はどうしても体温と言うか、温度感が伝わりづらいのでね。
私がどんな人かを少しわかってもらって出来れば喫茶店やカフェで、はたまた家のリビングやリッツカールトンのラウンジで顔を突き合わせて季節のケーキとか食べながら、コーヒーや紅茶を飲んでお話ししているような感じで読んでもらえればなと思っております。
ご挨拶
見た目とか好きなものとか
パーソナルなプロフィールから言えばNEWSの手越祐也さんと同じ1987年生まれの30歳で身長は低くも高くもない170センチ。手越さんも170センチくらいらしいので、ほぼ手越祐也さんだと思ってもらって構いません。
嘘です。ごめんなさい。全然手越さんじゃありません。どちらかと言えば眼鏡をかけてるとオリラジの藤森さん、眼鏡をかけてないとアンジャッシュの渡部さんに似てると言われます。
一緒に暮らしているホーランドロップイヤーのサニーさんをこよなく愛しております。
↑ここ重要です。
周りからやたらと独特だとか宇宙人だとか(帰国子女の方々からは)外人と話してるみたいだとか言われますが、私個人の感覚としてはいたって普通の成人男性だと自負しております。御安心下さい。
代表を務めるY’s ExP.って?
そんな私が自分のカンパニーとして2015年6月10日に立ち上げたのが「Y’s ExP.」です。
同じ年の10月に初公演を行い、次の年、つまり一昨年は2016年の初夏と初冬に1作品ずつ、そして昨年2017年の初夏に2作品同時公演を行い、初冬の公演を経て、今年は初夏公演を一旦お休みしてるので冬の公演で本公演は6回目、作品は7作品目となります。
ありがたいことに毎公演動員が増え、昨年の冬の公演では最後の3日間は全ステージ完売となり、今年の冬公演では劇場を少し大きくする運びとなりました。はい、ちょっと自慢しました。だって嬉しいんだもの!ごめんなさい。話を戻します。
作風は日常をベースにしてそこにめいっっっっっぱい「愛」を詰め込んでいます。
私は時代劇やファンタジー、サスペンス、難病などは描かないと決めているのですが、なぜなのかそのあたりも含めて、どんな風に愛を込めているのかは今後お話ししていければ良いかなと。
カンパニーの公式HPにもモットーや作品性について掲載しておりますので、御興味を持っていただいた方は是非。って自分のカンパニーの宣伝をしてる場合じゃないですね。
ちなみに冒頭から言っている「カンパニー」。劇団ではなくカンパニーという言い方をしているということに関してもお話しする機会があれば触れてみたいなぁと思っております。
何を書いていくの?
お芝居自体は25歳で役者の養成所に入るまで全くやってこなかったし、興味も持っていませんでした。小劇場はおろか舞台だって高校の授業で涼風真世さんのマリーアントワネットを帝国劇場で見た以外は一度も。
そんな芝居とは無縁の、例え行く手の先に「しばいのまち」はコチラなんて標識が出てても立ち寄りもしなかったであろう私がなぜ今カンパニーを立ち上げ、脚本を書き演出をしているのか。
何のノウハウも持たない私がどうやって公演をしたのか。
どんなことに困り、どうやって解決したのか。
少しずつでもどうやって動員が増えていってるのか。
そしてなぜ小劇場で公演をし続けているのか。
それからあとは、お芝居の美しさや役者の美しさについてとか。
そんなことをこれからは書いていけたらと思います。そしてそれがこれから公演を打とうと思っている人や、何か困っている人の助けになれたらと思っています。
なぜでしょう。なぜそんなことをするのでしょう。それはひとえに演劇が美しいからです。
その演劇に関わろう、もしくは関わっている人たちに演劇を諦めたり嫌いになってもらいたくないからです。3年程度カンパニーで公演を打っただけの若輩者が、偉そうでしょうか。
確かに10年後の私は今の私よりも素晴らしいアドバイスやコラムを書けるかもしれないけれど、10年後の私より、今の私のほうがこの3年を鮮明に覚えています。
そしてもしこれを読んでくれているあなたが、今何かに困っていて、その困っていることが、私の書いたことで解消されるなら、やはり今書かずにはいられないのです。何より10年後の私はじじいの入り口に立っていますが、今はまだピチピチのお兄さんですから。
教えてもらうならお兄さんのほうが良いですよね?
おわりに
もちろん私もカンパニー運営や小劇場での公演に関してはまだまだ試行錯誤の途中です。
ありがたいことにこのまちにはたくさんの為になる記事があるので、私自身もフムフムと読み、学びながら、演劇と言う旅の途中で直面したあれこれや、そして出会ったたくさんの美しさをたくさんの方と共有していければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
槙本 擁(まきもと よう)
Y’s ExP.代表 脚本家、演出家、役者。
Y’s ExP.(ワイズイーエクスピー)
「観客、役者、スタッフ、関わった全ての人の出会った以降の人生が豊かになる作品作り」
を、モットーに掲げ、東京で活動する演劇プロジェクト。
日常をテーマに、「幸せ」とは何か「愛情」とは何かを心温まるストーリーで表現する。
公式HP