余命1年の芝居人〜1月編「涙の最終回???」〜【インプロバイザーおしょう】

どーも、余命1年の芝居人、おしょうです。

今年4月に「役者だけで1年間食っていく!」と宣言し、バイトや非常勤勤務などの一切の雇われ仕事を止め、現在完全フリーの役者として活動しています。

「余命1年の芝居人」とは…
この企画は、目標月収を「15万円」と設定し、それを1年間(2017年4月〜2018年3月)続けて「180万円」を稼げなければ、役者をやめると言う企画。
このコラムは、そこに至るまでの収支公開含めた、戦いの記録である…

ちなみに先月の時点では、目標まで残り10万もありませんでした。
ということは…?

1月の月収

自企画
メンバー月参加費 5,000円×14名=70,000円
「即興deNight」指導費 5,000円×8名=40,000円
一人即興指導 5,000円×3名=15,000円
ワークショップ売上 79,000円
計 204,000円
他企画
ナレーション
高校ワークショップ
出張ワークショップ
エヌズエンタメスクール指導、出演
「キノミキ」指導
「えこひいき」出演
計 75,400円

1月月収
204,000円+75,400円=279,400円!

これまでの合計
(4〜12月)1,634,446円+279,400円=1,913,846円!!!

目標月収180万達成!!!!!

やったああああああああああ!!!!!!!

遂に目標月収を超えることが出来ましたああああああああ!!!!!!

って言う感動は大してしませんでした。

というのも、既に何ヶ月も前から達成圏内には入っていて、この月に達成するだろうという予想もできていましたから。

こんなドライなことを書くことにちょっと抵抗がありましたが、でも実際そうだったし、嘘付きたくなかったんで、そのままのテンションで書いてます。

今回の企画を通して

2017年4月から数えて1年間かけての企画でしたが、2ヶ月も早く達成してしまいました。

とはいえ、この企画をここで終えるつもりはありません。

自分の活動報告も兼ねて、月1での収入公開は今後も続けていく予定です。

というのも、この企画を見て「自分も頑張ろう!」「フリーで活動しよう!」と思ってくれた人がたくさんいたという事実。

そういう人達の活動の模範になれればと思っているので、今後はフリーでの稼ぎ方についてもお話ししていきます。

そして、「役者って言うのはさあ…そういうことじゃ無いっしょ?」と批判してくれた方もいたということ。

僕は自分のことを「役者」だと思っているのですが、「舞台に立つことだけを生業とする人」=「役者」と思っている人もいる(というかその方が大半)ことがわかりました。確かに、そういう人達の目から見れば、今回の企画は成立していないように見えるでしょう。

…すいません。無理です。

無理というのは、実力的な問題ではなく、生き方的な問題です(もちろん実力も鍛えなければいけないんですが…)。

僕は今回の企画を通して、「舞台に立つことだけ」を生きがいにしているんじゃないんだと気付きました。

「舞台に立つこと」はもちろん好きですが、それは「自分のやりたいことを実現する」ための手段の一つであって、目的ではなかったのです。

やりたいことをやり続ける

僕がやりたいことは、人の人生をより良くすることです。

その手段としての演劇、インプロであり、指導や企画や表現活動をやっています。

僕が舞台に立つことが、そこに至る最短距離なら良いのですが、そうでない場合は選ぶ意味がありません。ただがむしゃらに舞台に立ち続けることが役者なんだとしたら、そんなものはすぐにやめてやります。

僕が考える役者は、人間のプロです。人間を理解し、人間を扱い、人間を表現するプロなのです。

ただ良い舞台やりたい、ただ良い役やりたい。ただ売れたいだけの人では無い。もっと思想が無いとダメだし、世の中を変えようとするパワーが無いと出来ない、高尚な生き方だと思うのです。

来年度から、役者として、様々な企画や表現を打ち出していきます。まだまだ小さい力ですが、やらないよりはやる方が良いのです。絶対に。

自分の周りは少なからず変わっていってます。まずはそこからで良いのです。とにかく行動し続けること。それが結果的に成功に繋がっていくのだと信じています。

今何かをやろうとしている、やめようとしている人、行動してください。すぐに。

1秒後には「でも」「しかし」がやってきます。そいつらを置いていきましょう。今までの自分は、自分を置いて行って欲しく無いのです。

でも、そこから脱却しないと、未来はありません。今まで通りが続くだけです。行動しましょう。大丈夫です。

僕にも出来たんですから、誰でも出来ます。

相談ならいつでも乗ります。連絡ください。

最後に、余命1年の芝居人、応援してくださった皆様、ありがとうございました。

出会った時に声をかけてくださった皆様のおかげで、この企画を早く終わらせることが出来ました。来月からは新たな形で巡り会えることを楽しみにしています。

それでは。

忍翔(おしょう)

インプロバイザー(即興役者)、インプロ(即興芝居)&演技指導、演出、俳優。

高校から演劇を始め、大学から奈良橋陽子が主宰を務めるMLSにて英語劇を始める。その後、国際的に活躍するインプロ指導者・今井純、アクターズスタジオ生涯会員・ボビー中西に師事し、インプロとマイズナーテクニックを学ぶ。20歳で日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を立ち上げ(現・プロデューサー兼指導)。

22歳で単独即興ライブ「O-SHOW」をスタート。24歳でイタリア・ミラノで行われたインプロの国際会議に参加し、インプロの国際組織「国際シアタースポーツ協会」のメンバーとなる。

現在は舞台の企画や指導を行う傍ら、表現者としては一人芝居の可能性を追求している。
WEBサイト
https://twitter.com/osho_jam

忍翔(おしょう)(劇団しおむすび) 記事一覧

2017.02.23