こんにちは、はじめまして。
四国愛媛の松山で制作と劇作演出をしている、村山公一(むらやまこういち)と申します。
今回この「しばいのまち」で僕が日頃お世話に、そしていつも刺激を与えてくれる四国で演劇と生きている方を紹介する連載をさせていただくことになりました。
基本的に僕がその方の好きなところをどう好きかをただっただ愛のままにお伝えするスタイルです、ご覧の皆様には素敵な観光地でもある四国にお立ち寄りの際はぜひ合わせて観劇いただければ!な気持ちでいきたいと思います。
宜しくお願い致します。
まずは自己紹介
僕自身は「パッチワークス」という劇団で活動しつつ、「World Wide Works」という劇団の座付き制作として所属しています。
活動スタンスは「公演を作る」ことです。
公演に「作品」が求められるなら自分で書き、「場所」や「予算」が求められるなら制作として準備します。
そして最も大切な「人」にたくさん出会えたお陰で公演を作れています。正直運に恵まれてる、これは本当に思います。
演劇との出会い
大学に入学した時に所属してたサークルの先輩が演劇サークルをしていて(≠演劇部)その公演を見て「手伝いたいです!」と声をかけたことが始まりでした。
その劇団は旗揚げ後解散。行くところがなくなった僕は社会人劇団に入り、制作を中心にスタッフワークを5年程していました。色々と紆余曲折あり、World Wide Worksの佐々木慶さんに出会い、入団。その後自身の劇団、パッチワークスを旗揚げして今に至ります。
ちなみに最近、大学時代の先輩と一緒に公演を行いました。出会いから16年後が経っても一緒に演劇ができて、続けてきてよかったなーとつくづく感じたりしています。
演劇をしている理由
やればやるほど見える景色が変わること、その景色を一緒に見たい人がどんどん増えていくこと、それが僕の演劇をしている理由です。
「制作」だけしていた時に見た、楽しかった、嬉しかった景色は演劇の一部分でしかないことに自分で劇作、劇団運営をする中で知りました。
そして舞台に心動かされる度、新しい景色が生まれ、過去の景色に違った光が当てられて生まれ変わったりしています。
僕は演劇からたくさんの喜怒哀楽をもらっていて、それに対してどう応えられるかをずっと考えています。
いつか演劇に対して応えられるようになりたい、それが演劇をしている理由です。
これまでとこれから
僕は演劇から、演劇をしている人からたくさんのものをもらってきました。そしてもっとたくさんのものをもらうためにたくさんの公演と上演を作っていきます。
パッチワークスは四国愛媛県だけではなく県外公演を2018に予定しています。たくさんの声をもらいに活動します。
この連載では僕に演劇を通じてたくさんのものをくれた四国で活動する演劇の方を紹介していこうと思っています!
四国でも精力的に活動している劇団がたくさんあります!それらをぜひ知って頂き、そして好きになってもらえたらとても嬉しいです。
宜しくお願い致します。
村山 公一 (むらやま こういち)
1980年香川生まれ。1999年から制作として演劇に関わり始める。
2014年9月World Wide Works座付き制作として入団、同年12月創作制作劇団パッチワークスを旗揚げ。愛媛県での本公演の他、香川/高知/東京など県外での上演を行っている。2018年もいろいろ公演企画中。
パッチワークス
2014年12月、主宰村山公一の演劇創作制作団体として結成。
愛媛県松山市を拠点として、年2回の本公演を中心に演劇祭やC.T.T.松山(短編演劇発表)、四国劇王に参加、活動中。その他東京、香川、高知など県外に発表の場を広げている。団体コンセプトとして「どのような環境・立場・職業・属性であっても参加し、楽しめ、発表できること」を掲げ、演劇創作と社会活動の両立、共生を指向している。
作品の特徴として古典や詩、音楽の引用・解体・再構築によって一個の人間に内包される多面性を描く散文型演劇、半径5mの世界を表現することが多い。今後は劇場での本公演に加え、多環境多国籍多言語での演劇表現に挑戦する予定。
URL:http://patch-works-mk.hatenablog.com/
facebook:https://ja-jp.facebook.com/patchworks13
twitter:https://twitter.com/mura67586482
(近日の活動予定)
2018.2 愛媛県松山市 柿喰う客「いまさらキスシーン」 作:中屋敷法仁 演出:村山公一
2018.2.17 神奈川県横浜市 TPAMフリンジ参加作品「Q→P」