基本入場料は無料!?〜おぼんろがイイネ公演を続ける理由〜【おぼんろ制作部】

こんにちは!おぼんろです。

前回の記事で『おぼんろ』とはどんな劇団なのか、説明させていただきました。

「物語で世界を変える」〜唯一無二の世界観を持つ劇団「おぼんろ」とは?〜【おぼんろ制作部】

2017.10.20

おぼんろは路上芝居から派生しているということもあり、通常の小劇場のシステムといろいろな点が異なっています。
例えば、

  1. キャストのことは「語り部」、観客のことは「参加者」と呼ぶ
  2. 舞台と客席の境目を作らない
  3. チケット料金システムが特殊である
  4. 劇場にこだわらずどんな場所でも物語を作っている

などなど。

この中の1と2については前回の記事で説明させて頂いたので、今回は「3.チケット料金システムが特殊である」の部分についてお話しします!

様々なチケット料金

おぼんろには以前より「貧乏チケット」「お金持ちチケット」というものがありました。

これは貧乏な人は2000円、普通の人は3000円、お金持ちの人は4000円といったようにチケット代が変わり、これらはあくまで自己申告制で自由にチケットを選ぶことができるのです。

さらに、おぼんろには「イイネ公演」という、基本無料で物語に参加することができるものがあります。

次回公演の「キャガプシー」では、「貧乏チケット」「お金持ちチケット」は取り入れてないのですが、この「イイネ公演」があります!

「イイネ公演」とは?

「イイネ公演」とは主宰の末原が路上芝居をしていた時に取り入れていた投げ銭の名残で、入場無料で物語に参加でき、終演後に言い値で投げ銭してもらいます。

チケット代は終演後にあなたが感じた価値の分のお金を直接語り部に渡していただきます。

自分たちへの正当な評価が見えてくる

今のエンタメ業界は、作品がどんなものかも分からぬまま、事前に決められた額のチケット代を払うというシステムですが、実際に観て、感じて、思った価値に相当する金額を支払うというシステムがあってもいいのではないでしょうか。

実はそれこそが自分たちへの正当な評価が見えてくるのではないかとおぼんろは思っています。

きっかけは1人のマダム

主宰の末原拓馬は路上で一人芝居をしていた時代があり、その時にこんな出来事ありました。

パフォーマンスをしていると30人くらいの人だかりができ、終演後にマダムみたいなひとがお布施箱にフワっと1万円を入れてくれたそうです。驚いている彼にマダムはこう言いました。

「この子たちの分もね」と。

こんな風に、中には設定料金の何倍も払ってくれる人もいて、さながら奇跡を目撃した気持ちだったそうです。

ものすごいアートを共に作るために

『もしおぼんろの作った作品が本当にそいつらの人生を変えたなら、そいつらは将来、“超金持ち”で金を払ってくれる。そのころに貧乏なやつらのためにね。で、俺が一番思うのは、そういう現象こそが、ものすごいアートなんだってことなんです』(主宰:末原)

参加者と共にものすごいアートを作り上げていくため、おぼんろはその時の思いを胸にイイネ公演を続けているのです。

次回公演

おぼんろ第15回本公演「キャガプシー」
期間:11月8日(水)〜11月12日(日)
会場:おぼんろ特設劇場(葛西臨海公園汐風の広場内)
※11月9日(木)の14時の回がイイネ公演となります。
公演詳細:http://www.obonro-web.com/next-stage

おぼんろ

2006年末に東京・早稲田にて結成された、主宰・末原拓馬率いる劇団。2010年10月に上演した「狼少年ニ星屑ヲ」で、プロセミアムの舞台ではない、客席を縦横無尽に駆け回る観客超至近型のおぼんろスタイルを生み出す。「狼少年二星屑ヲ」では167人の動員だったが、その20倍の3000人をこす動員をおさめる劇団まで成長した。

twitter:@obonro
おぼんろHP:http://www.obonro-web.com/

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