しばいのまちをご覧の皆様、どうも。町長の加藤エンです。
2016年5月8日にしばいのまちがOPENしてから1年とちょっとが経ちました。
読者の皆様や、ライターの皆様のお陰でサイトの認知度もどんどん上がってきて、最近では芝居を観に行ったりすると劇場で声をかけられることもあったり、なかったり。
その反面で「しばいのまち」と「加藤エン」という名前だけが広がってしまって、僕がどんな人物なのか分からないなんて事態が発生してきました…。
「写真だけ見て怖い人だと思ってました」なんて言われたこともあります。本物の僕は違うのに!
そもそも何処の馬の骨ともわからない無名の役者がこんなことを始めてしまったのだから、こうなってしまったのは仕方ないでしょう…。
思い返してみると、サイトが始まって1年も経ってるのにちゃんと自己紹介をしていないことに気がつきました。なので、自己紹介します。僕について皆さんに紹介しますので、これからは怖がらないでじゃんじゃん気軽に声かけてください。
加藤エンの基本情報
僕は老け顔です
・生年月日:1990年8月21日生まれ
・出身:東京生まれ、湘南育ち
・身長:160cm
・体重:70kg(デブ)
まずはものすごく基本的なことから。いや基本的すぎますかね。
ここで注目して欲しいのは、意外と若いということ!
というのも、お会いする方のほとんどが僕を30・40代だと思っているからです…
思えばこれも今に始まったことではありません。高校生の時に受けたオーディションでは、監督とプロデューサー(おそらく2人とも40代)から「本当に高校生?ウソでしょ?」「友達にすごく似てる」などと言われてきました。
正直ね、もう慣れましたよ。初見で僕の年齢を当てた人なんて今までいませんでした。だから言われて当たり前だと思っています。
でも!これで覚えたでしょう!!僕は1990年、平成2年生まれの26歳です!今年で27歳になります!!そうです!ゆとり世代ですよ!!!!

二重アゴがヒドい…
「加藤エン」って本名?芸名?
これもよく聞かれます。
「エンさんって芸名ですよね?」
「いいえ、本名なんです」
「えっ!そうなんですか!?めずらしー」
「ですよね〜」
初めてお会いする人とは必ずと言っていいほどこの会話をします。でも、この会話にはまだ続きがあって…
「字はどうやって書くんですか?」
「えっ?」
「『円』ですか?」
「ああ、漢字ですか」
「はい。珍しいので気になって」
「カタカナです」
「…え?」
「カタカナで『エン』です。そのままで本名です」
「えぇっ!?!?」
はい、そうです。ほとんどの方が「本名です」というと「まさか名前にカタカナはないだろう」という先入観から名前の漢字を聞いてきます。
僕の名前はカタカナです。「加藤エン」これがそのままちゃんとした本名なんです。
僕は役者です
「なにやってる人なんですか?」
これ最近、めっちゃ聞かれます。
そりゃそうだ。しばいのまち町長を名乗っていたり、自分のことを50円で売ったり。なんか色々やっていると僕が何者だか分からないそうです。
役者 加藤エン
演劇に関して、僕が何をしている人かと言うと「役者」です。
高校生の時に一般人参加型のミュージカルに参加したのをきっかけに、僕は演劇の世界に飛び込みました。高校3年間は事務所に所属してましたが、大学進学を機にその事務所を辞め、その後はフリーで活動を続けてきました。ちなみに大学は日本大学芸術学部の映画学科演技コースでした。
日芸と言えば役者を目指す人の登竜門的な存在であり、そこに入れた人間は世間からはエリートとして見られることもあります。
ですが、僕はそんな大層な人間ではありません。
大学卒業後は事務所にも所属せず、バイトと稽古の日々。もちろん舞台ではほとんど稼げませんでした。
知名度もない、チケットも全然売れない。別にものすごく秀でて芝居が上手いわけでもないですし、どこにでもいる売れない役者です。
前進している気もしないし、後退している気もしない。何にも感じずに、ただただ芝居を続けている日々が続いていました。
そんな時に声をかけられて立ち上げたのが「しばいのまち」でした。
しばいのまち町長 加藤エン
しばいのまちの町長として、ライターさんが寄稿してくださった記事の編集や、打ち合わせなどを行っております。立ち上げの経緯などについては、運営担当のコイケが細かく書いていくと思うので、そちらをお読みください。
とにかく僕は彼に声をかけられたことをきっかけにこのサイトを彼と一緒に立ち上げました。
もうね、正直わからないことだらけでしたよ。記事なんて書いたことないし、何より驚いたのは僕は演劇のことを全く知らなかったこと。
約10年間、演劇に携わってきたので全てを理解しているつもりになっていたんですね。
取材や打ち合わせでたくさんの人に会って、話を聞いていると自分の知らないことばかりで驚きました。「自分はこれまでなんて狭い世界で生きてきたんだろう」ってつくづく実感しました。
しばいのまちの町長を名乗っていますが、別にすごい人でもなんでもありません。毎日が勉強の日々です。
加藤エンは50円で買える
僕がやっていることと言えば、あとは自分のスケジュールを1日50円で売っています。
どうやらこれが僕が何者なのか分からなくなっている一番の原因のように感じます!
これは単純に「何かおもしろいことがしたい」「もっと色んな人に会いたい」という想いから始めた企画です。
僕の特技と言いますか、人より秀でている部分があるとすればそれはコミュニケーション能力らしいです。本当にね、色んな人に言われるのですが、僕は人と壁を作れないみたいなんです。
僕としては特に意識しているわけではないので、あんまり実感がないのですが確かにどんな人とでも話せるし、仲良くなれます。
友達は多い方が楽しいですし、色んな人に会うことでたくさんの知識を得ることが出来ます。
あっ、でもいわゆるパリピみたいな性格ではないですし、むしろそういうのは苦手だったりします…
※加藤エンの購入はこちら→加藤エンの今日を売ります
サラリーマン 加藤エン
記事にして書くのは初めてなのですが、実は僕は今年の1月に就職をして、現在はサラリーマンとして働いています。
仕事内容は、舞台ではお馴染みのリノマットやパンチカーペットの床材の問屋さんで働いています。毎日のように劇場やイベント会場にパンチを納品したりしてるんですよ、実は。
これまで頑なに就職をせず、役者を目指して生きてきたのに、なぜ突然就職したのか。それについて書くと記事がどんどん長くなってしまうので、また別の記事で詳しく書かせていただきます。
結局、何者なの?
これまでをまとめると
- 役者
- しばいのまち町長
- 50円で買える人
- サラリーマン
改めて見ると「で、結局何者なの?」と言われそうだ…
まあ、色んな顔があるんですよ。でも、別に僕はどこに言っても変わりません。加藤エンは加藤エンです。
チビで、デブで、うるさくて、敷居が低くて、話しやすい人間です。(これでいいのか…?)
別に特別でもなんでもなく、普通の人なんでどうか皆さん、僕と仲良くしてください。友達になってください。
自分で言うのもなんですが、友達にしとくには割と良いやつですよ。どうぞ、これからもよろしくお願いします。
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加藤エン
1990年、神奈川県出身。役者。高校生の時に芝居に興味を持ち、芸能事務所に入り活動を始める。大学進学をキッカケに同事務所を辞め、以降はどこにも所属せず現在はフリーで活動。現在は役者活動と並行して、2016年5月よりオープンしたサイト「しばいのまち」で町長を務めている。最近、お腹周りがとても気になるが痩せる気はない。
twitter:@ennkato