主宰が演出をやらなくなって、制作責任者をやるようになった話【スカイシアタープロジェクト・四方田直樹】

スカイシアタープロジェクト四方田です。

42歳、サラリーマンの劇団主宰、平凡で破天荒なんかじゃないんだけど芝居は死ぬまでやりたいんだよね。

という感じのコラム3回目よろしくお願いします。

主宰の私が脚本・演出のうち演出をやらなくなって、制作責任者をやるようになった話におつきあいいただきたいと思います。

まあお茶でも飲みながらゆっくりとどうぞ。

※過去記事は下記から

とても大事な、お芝居とお金の話【スカイシアタープロジェクト・四方田直樹】

2017.04.21

42歳、既婚、サラリーマン。私は演劇を続けています【スカイシアタープロジェクト・四方田直樹】

2017.04.05

再始動したら制作の友人達が依頼出来ない状態になっていた

どんぶり勘定で公演をやってたら、首が回らなくなり本公演を打てない事態におちいって5年ほどたった2014年ころ。

懐具合もそれなりに回復し、周囲から「四方田、そろそろやらないのかオイ」と言われることも多くなり(ありがたいことです)再始動を決めました。

決めはしましたが大きな懸念がありました。

それまで制作をやってくれていた学生時代からの友人たちが休んでいる5年の間に就職し、あるいは仕事が忙しく、また家族を持つようになり制作の責任者をお願いできるような状況でなくなっていました

このままでは「脚本・演出・制作 四方田直樹」とチラシにクレジットされる事態です。

脚本・演出だけだって首が回らなくなったのに制作まで担当するか?破綻が目に見えていました。

1回公演をやってまた5年休むことになる姿を想像しました。

演出を他の人に任せることを決断

演出か制作責任者、いずれかを誰かに任せないといけない。そう思い、私は演出を他の方にお任せすることを決めました。

以降、現在に至までその際、演出をお願いした演出家、佐藤森永さんと共に作品を作っています。

佐藤さんの劇団に脚本を提供したことがあり演出の手腕を近くで見て信頼しておりました。演出をお願いしたら「いいよ」と快く引き受けてくれました。

そういう方が近くに居た、というラッキーはありますが、演出家と制作責任者どちらかを新たに迎え入れなければならないとなった場合、小劇場界隈では見つけにくいのは制作責任者だと思っています。

こんな制作さんがいたらぜひお願いしたい

ちなみに、こんな制作さんが居たらぜひお願いしたいな、というのを上げてみますと

「多くは望まないけど劇団のことを愛してくれていて、積極的に集客増と知名度アップに尽力をつくしてくれて、打合せせずとも仕事をお任せ出来る人」

独身の知人男性が言いそうな結婚相手の条件みたいです。

「若けりゃ誰でもいいんだけど俺のことを愛してくれていて、共働きでもいいけど、家事はしっかりやってくれる人」

そんなの居ないって。居てもあなたのところには来ないって。

というわけで、そんな制作さんとの出会いはまだあきらめてはいませんが、待ってたら公演が打てないので自分でやることにしたわけです。

結婚は相手が居ないとできませんが制作は一人ででもできるのでいいですよね。

制作=主宰は正解だと思っている

必要にかられてではありましたが、その後、現在に至まで同じ体制で定期的に公演を打てるようになり、この選択でまずまず正解だったと思っています。

制作責任者は主宰に並ぶ権限を持つべきだと思っているのですが、外部から招いた場合、よほどスキルがあるか、もともと実績がある方でなければ馴染むのはなかなか難しいのではと思います。

制作者を入れることをあきらめているわけではないですよ。

でも、そういう良い制作さんにはきちんとギャランティをお支払いできるようになるか、ウチの劇団を使ってきちんと儲けてくださいと言える関係ができて初めてお願いしたいなと。今はそんな風に考えています。

主宰=制作責任者である現状は過渡期なんでしょうね。

適任者がいなければ制作はまずは主宰がすべきであった、のに旗揚げから15年ほどその責任から逃げていた。それにやっと気がついたという現状です。

まとめ

適任者がいなければ制作は主宰が行うのかいいのではないかと思う理由などにつきましてはまた次回に。

制作のお話、もう少しさせてください。

今回は「たまたま芝居を観に来ていた有能な制作さんが劇団の現状を見るに見かねて制作を買って出てくれる」っていう多くの劇団主宰が一度は考える夢は、今のところウチの劇団では現実になっておりません。なので、主宰が制作をやっています。

と言うようなお話でした。

お付き合い頂きましてありがとうございました。

四方田直樹

スカイシアタープロジェクト主宰・脚本家。日常を舞台としたストレートプレイを主な作風とする。ぶっきらぼうにあこがれる。お仕事などなにかありましたら劇団サイトの連絡先まで。ぜひ。

スカイシアタープロジェクト

劇団公式サイト:https://skytheater-official.jimdo.com
劇団Twitter:@SkyTheaterP

次回公演

脚本と作中のオリジナル曲の作詞を手がけました舞台が6月にあります。

空間製作社「音楽劇 ピアノのへや」
■公演期間:2017/6/14-19
■会場/下落合TACCS1179
■公演詳細→http://kuukanseisakusya.web.fc2.com/
■チケット予約はこちら(四方田扱い)→http://ticket.corich.jp/apply/82249/032/

メルマガorLINE@登録

メルマガorLINE@に登録して、ここでしか受け取れない情報を受け取ろう!