しばいのまち編集長、加藤エンが自分の1日を50円で販売したという話を聞いた。
『現役東大が1日を50円で売ってみたら』(KADOKAWA)をパクったような企画だが、20代の小太りの独身男性の1日を買う素っ頓狂な人間がどこにいるのか……?そんなことを思っていたら、早速売れたらしい。




テアトル無宿の手元をよく見ると……

……こいつ酒を飲んでいやがる!
どうやら、売る相手を間違えたようだ。他の購入者のような優しさは微塵も感じられない。相手を選ぶことを学んだほうがいい。
新宿駅。待ち合わせの場所に現れたのは、演劇団体「テアトル無宿」と「肉汁サイドストーリー」の2人。
今回2人は、共同出資という形で加藤の1日を購入。50円を2人で負担するさまは、昨今の困窮する小劇場界隈を表すような涙ぐましいエピソードだ。そんな2人が、加藤エンを呼び出したのは、売れない芝居を10年続けているからだ。

まるで取調を受ける犯罪者のようだ



しばいのまちの加藤ってやつに話を聞けば、爆発的に売れるって小劇場で話題でさ。なんか……あるんだろ?







1日を50円で買った謎の2人





“「演劇に関わる人」の今日と明日をちょっと幸せに”をコンセプトにしているwebサイトです。現役の役者さんや主宰さんにライターとして連載を持ってもらったり、インタビューを掲載してます。



加藤エンをイジり倒す

緊張が解れたのか、インスタグラムでよく見るようなポーズの加藤エン。
場所を移動し、新宿歌舞伎町の某所に連行される加藤エン。
肉汁サイドサイドストーリーとテアトル無宿がアジトとして利用している「水タバコ 香楽」へ。

香楽店内

香楽店内
和風の内装が美しく、リーズナブルな価格でシーシャを楽しむことができる、水タバコ界の新星だ!……たった50円を渋るクセして、嗜好品には節操のない連中だ。















そのたくさんの作品に自分も参加させてもらい、そこで「俺、いっぱい演技してる」って満足して、勘違いしちゃったんですよ。
それで卒業して、実家戻ったんですけどバイトも何もしない日々。本当にプ~でしたよ。



ぷっはああああ
しばいのまちが、目指すものは?












まとめ
あらぬことがきっかけで、めんどくさい演劇人の権化のような2人に捕まってしまった加藤エン。
この記事をお読みの演劇関係者にも、気をつけていただきたいところである。
というわけで、今後はテアトル無宿と肉汁サイドストーリーによる、演劇界の知ってそうで知らない裏の事情を探る連載がスタートするそうです。
テアトル無宿

2015年あたりから細々と活動開始。好きなことで小銭を稼ぐをモットーに昔取った杵柄で一先ずは演劇をしている。
現在構成員は2人(テアトル無宿とWebディレクター)。一緒に小銭を稼ぎたい一芸者募集中。
テアトル無宿Twitter
肉汁サイドストーリー

「ポップ&キュートな諜報機関」をコンセプトに、音楽・演劇・漫画を気が向いたときに伊達や酔狂、遊ぶ金欲しさで発表する二人組。しかし、現在オトナの事情でほぼ一人で活動中。
冠婚葬祭反対、核家族化賛成!
肉汁サイドストーリーTwitter