舞台を学ぶ大学生に聞いてみた!「将来の夢はなんですか?」:京都で舞台を学ぶ女子大生コラム

こんにちは!福田香菜です。

暦の上ではもう春だというのに、まだまだ寒いですね〜。京都では雪が降ってますよ…しばらく冬が続きそうですね。

第2回目の今回は、私の通う、京都造形芸術大学の舞台芸術学科で将来についてインタビューしてきたことをお伝えしていこうと思います!

大学生の回答

1.舞台で食べていけるようになりたい

「わざわざ大学で舞台学んでるんだから、当たり前でしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これ、簡単なことじゃないんです。

舞台制作の現場に関わったことのある人はお分かりかと思いますが、実際に舞台のお仕事だけで生活出来てる人はほんのごくわずかです。その他の人はアルバイトをしながら舞台を続けているような感じです。

一口に舞台と言っても、劇場を中心に公演する演劇作品に関わりたい人もいれば、コンサートやライブに関わりたい人もいました。

舞台作品には多くの仕事があります。舞台に対して、自分がどうアプローチしていくかを考えることが、自分の将来やりたいことを見つける鍵になるのかもしれないと思いました。

2.一般就職したい

「大学行ってまで舞台学んだのに舞台関係の仕事につかないの?」とコメントが来そうな意見ですね。

私も、理由を聞くまでは、なんで?と思いました。

舞台作品というのはかなりの人数がいないと作れません。関わる人数が多いということは、それだけ人とコミュニケーションをとらなくてはなりません。

また、一つの部署(例えば、照明、音響など)だけで仕事が完結できないので、演出家や他の部署との話し合いが必要になります。

このように舞台の現場では、コミュニケーション力が問われる場面が多くあります。

これはインタビューをした友人の意見ですが、舞台で学んだことを活かして仕事をすることで、また違った舞台芸術と自分との関わり方が見えてくるのではないか、と言っておりました。

3.とりあえず、人間をハッピーに

「いろんな方面の人間をハッピーにしたい」という答えをくれた人がいました。

色々な方面とは?と疑問に思ったので、詳しく聞いてみました。

彼女の今やりたいことは、制作の仕事だそうです。制作とは、座組のお金の管理をしたり、公演の宣伝をしたり、チケットを売ったりなどします(もちろん細かなことをもっとたくさんやってくれています)。

この仕事でお客さんを呼び、見に来てくれるお客さんをハッピーにすること、そしてたくさん見に来てもらって関係者もハッピーにする、というのが彼女の目標だそうです。

私は、この話を聞いた時にごく自然に素敵だなと感じました。

制作さんは他のスタッフに比べると、公演の内容には直接的に関係しないことが多く、劇場の外でお金の勘定をしたり、お客さんを迎える準備をしていますから、やっていることが他のスタッフによく伝わらないこともあります。

こういう状況で仕事をする制作で、人をハッピーにしたいという思いを持って仕事ができることは、彼女にとっても、彼女と作品を作る座組のメンバーにとっても幸運なことだと思いました。

4.何も決まっていない

圧倒的に多かった回答です。そりゃ、まだ一回生ですもん。

決まってなくても焦ることはないと、学科の先生方もよくおっしゃっています。しかし、この回答をしてくれた人の話をよくよく聞いてみると、まだ目標とは言えないけど夢はあるよって人もいました。

例えば吹き替えキャストをやってみたいとか、ダンス公演をもっと面白く見てくれる人が増えるような舞台を作りたいなど、様々でした。

何も決まっていないというのは、決まっていないだけで、やりたいことはたくさんあることが分かりました。

ざっくりとした大きな夢をたくさん持つことも、今後の自分の生き方を考えるヒントになるのかなと思いました。

じゃあ、私自身の目標とは?

これまでインタビューの回答に対して意見してきた私ですが、自分自身の目標について考えてみました。

私自身、去年の11月に大学内で自主企画公演をしてから、自分が本当にやりたいことってなんだろう?とよく考えるようになりました。

その中で、照明、音響、美術、、、と垣根なくやっていきたいと思うようになり、選べないなら全部やればいいのか!というところにたどり着きました。まだまだ悩みは尽きなさそうです…。

まとめ

今回のインタビューで本当に様々な意見が聞けて、私自身とても勉強になりました。

やはり迷っている人が多いように感じました。この記事を読んでくださっている方の中にも、このまま舞台を生業にしていくか、迷っている方がいらっしゃるかもしれません。

そんなあなたに!私の学科の学科長からのお言葉を送ります!

「迷うことはとても大切なことです。焦って答えを出す必要はないし、むしろ迷っている時間を大切にしましょう」

です!少しでも皆さんの将来を考えるヒントになったら嬉しいです。

福田香菜

東京都出身。現在京都造形芸術大学で舞台デザインを専攻。大学内、一回生初の自主公演で主催、演出、出演を果たした。現在、今年6月の自主公演に向けて企画中。
Twitter:@kaaanafuku

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