今、短編演劇コンテストが熱い!!vol.2 〜劇王神奈川Ⅴ〜

さてvol.2ということで、先週に引き続き短編演劇コンテスト「劇王」の特集をして行きたいと思います。

今、短編演劇コンテストが熱い!! vol.1〜中国ブロック劇王決定戦〜

第4回中国劇王 結果

まずは先週の第4回中国ブロック劇王の結果発表をお届けします。予選Aブロックは初代、2代目中国劇王の武田 宜裕(広島県広島市 INAGO-DX)さんが勝利。
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Bブロックは、若手演出者コンクール2014優秀賞の亀尾 佳宏(島根県雲南市)さんが勝利。
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漢字は違えど同じ「よしひろ」同士の戦いとなった決勝は、
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見事、亀尾 佳宏(島根県雲南市)さんが勝者となり、第4代中国劇王となり、勝者の栄誉、宮島の劇王巨大しゃもじを手に入れました。
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気にかけて頂いた皆様、ご来場してくださった皆様、本当にありがとうございます。
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そして、今週は神奈川県に舞台移しまして、劇王神奈川Ⅴです。

劇王神奈川とは

劇王とは、「Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ劇王」として、主催の愛知県長久手市とプロデュースを担当した日本劇作家協会東海支部が、2003年より10年にわたり育てあげた短編演劇コンテスト。観客と審査員の投票によって勝敗が決められる。

2013年2月、その10周年を記念して開催された「劇王X~天下統一大会~」には、北海道から九州まで全国各地のチャンピオンが集結。歴代劇王たちも参戦し一大決戦が繰り広げられた。そこで第4代劇王、柴幸男氏(ままごと)が優勝。演劇の天下人「劇天」の称号を勝ち取った。

上記大会の際に、神奈川県でも、theater 045 syndicateの中山朋文が呼びかけて、横浜中華街にある同撥別館にて、神奈川劇王Ⅰを開催。以降、年に一度、歴代神奈川劇王の名前が刺繍された特製スカジャンをかけて、大会が行われている。現チャンピオンは劇王神奈川Ⅲ、Ⅳを制した、もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡の河田唱子さん。

劇王神奈川ルール

上演作品ルール

  1. 上演時間20分以内
  2. 役者は3名以内
  3. 数分で転換できる置き道具
  4. 基本舞台は4間×3間

審査方法

  1. 観客と審査員の投票による
  2. 観客票は1票
  3. 審査員票は各公演の入場者数÷審査員の人数

(例:入場者数100人、審査員3名の場合、100÷3=34(小数点以下繰り上げ)が審査員の持ち点となる。)

神奈川劇王V

※公演終了
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HP:http://gekioukanagawa.com

◼︎期間:10/14(金)〜10/16(日)
◼︎会場:神奈川県立青少年センター 多目的プラザ

主催:劇王神奈川実行委員会、マグカル・フェスティバル実行委員会
共催:神奈川県立青少年センター、神奈川県演劇連盟
後援:一般社団法人 日本劇作家協会

チケットの購入、詳細情報は公式サイトへ!

Aブロック 出場者

木村和博:いきずり(相模原・横浜)

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「いきずり」とは?

木村和博が主宰する演劇ユニット。すれ違うことからはじめたいと思いました。すれ違う時間、場所、もの、ひと、関係、行為に立ち止まって覗いて、 すれ違ういきものを浮かび上がらせてみたいと思いました。 そのいきものとどうやって生きようか、 そういったことを考えたり想像したり感じたりしたくて、 そういう場所にしたくて、いきずりと名付けました。

木村和博さんプロフィール

いきずり主宰 劇作家/演出家 桜美林大学総合文化学群演劇専修 卒業。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程 在籍中。「老い」と「演劇」に関わる研究をしている。

作品タイトル

「ぞめく母」
作・演出:木村和博
キャスト;石津雄司 金谷優里

今回への意気込み

ある母と、その母の母の日常を描きます。母ではない私たちが正直に立ち上げます。

団体HP:ikizuri.com
Twitter:@ikizuri

大島寛史:チリアクターズ(小田原)

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「チリアクターズ」とは?

2012年から、小田原を拠点に活動開始。神奈川県内を中心に公演を行っており、近年では千歳船橋や参宮橋まで活動範囲を広げている。作品ジャンルはラブコメからSFまで幅広く、「気軽に観られる作品」づくりを心がけている。劇王神奈川に参戦するのは四度目。いつの間にか常連組になってしまった。いつまでも初心を忘れず、でもいつまでも挑戦者ではいたくない。

大島寛史さんプロフィール

「くだらないこと」と「サザンオールスターズ」をこよなく愛する平成3年生まれ。ほんの少し世間に対する毒を含んだ言葉選びが特徴。それをひた隠しにするようなどうしようもないギャグが多いのも特徴。好きな漫画は「封神演義」好きな季節は「夏」チリアクターズでは演出も出演もする目立ちたがり屋。他には劇中歌の作詞も手がける。

作品タイトル

「しらずのうちに」
作・演出 大島寛史
キャスト 池谷駿・木村涼香・大島寛史

今回への意気込み

四度目の参加となる劇王神奈川。今年は去年までとはテイストをがらりと変えてお届けします。是非、お気軽に観に来て下さい。お楽しみに。

団体HP:http://chiri-actors.com

相馬杜宇:演劇ユニットどうかとおもう(川崎)

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「演劇ユニットどうかとおもう」とは?

劇作家相馬杜宇と俳優清水大将のユニット。世の中の「どうかと思う」ことを演劇として発信している。

相馬杜宇さんプロフィール

相馬杜宇(あいばもりたか) 大学卒業後、劇団劇作家の旗揚げに参加。5年の在籍の後フリーとして活動。2015年に俳優清水大将と「演劇ユニットどうかとおもう」を設立。ウィットに富んだ喜劇を得意とし、劇団朋友、劇団だるま座をはじめ、様々な劇団、プロデュースユニットに脚本を提供している。戯曲『ありか』でテアトロ新人戯曲賞最終候補。『こたつ』でNHK仙台局オーディオドラマコンクール最終候補。他の主な作品に『痩せてたまるか!』、『茶飲み兄弟』などがある。近年では漫画のストーリー創作、アイドルイベントの構成台本などにも携わっている。また、学校でのコミュニケーション教育、一般、中高生を対象とした脚本講座、演劇コンクールの審査員など、その活動の幅を広げている。

作品タイトル

「ホームレスヤクザ」
作・演出:相馬杜宇
ドラマトゥルク:丸尾聡(世の中と演劇するオフィスプロジェクトM)
演出助手:坂口寿一(世の中と演劇するオフィスプロジェクトM)
キャスト:清水大将・坂井宏充(演劇ユニットハイブリッド)・丸尾聡(世の中と演劇するオフィスプロジェクトM)

今回への意気込み

高校球児のようなひたむきさと、モンティ・パイソンのような過激さが持ち味です。暑苦しいオッサン三人。ヤクザの話。おそらく青少年センターに一番相応しくない作品だと思います。神奈川に「どうかとおもう」旋風を巻き起こします!

団体HP:http://aiba-moritaka.wixsite.com/dokatoomou

伊岡森愛:重惑[omowaku](横浜)

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「重惑[omowaku]」とは?

横浜国立大学の演劇サークルより生まれた「きんきらきん企画」を前身とし、主宰・伊岡森愛の下に集った8人によって2015年に結成された劇団。老若男女へ向けて、劇場だけでなく路上や船上などでも演劇空間を創造しながら、神奈川県の事業であるマグカルシアターを軸に活動をしている。たくさんの「あなた」と時空を分かち合うことのできる演劇の在り方を模索し続けていく。

伊岡森愛さんプロフィール

伊岡森愛(いおかもりめぐみ) 未完成な憂鬱ならいっそ、なかったことになれば良いのに。僕は、思わず手に握った石つぶが、かつて見上げた星々のその欠片であることに気づかされる。あなたが彩った景色もすべて、呪いの繭のなかの出来事であったことを知り僕は、憂鬱が逃げ切れないほどに完成したことを知った。———これは、自身が主宰する劇団『重惑[omowaku]』で上演された作品の一節である。まさに踊るような言葉で彩られた彼女の世界観は、多くの人びとを惹きつけてやまないだろう。

作品タイトル

「おどろ」
作・演出:伊岡森愛
キャスト:伊岡森愛・真坂雅・宮坂季樹

今回への意気込み

兎にも角にも、やることは1つですが重惑[omowaku]の育った横浜でこのようなフェスに参加できたことが光栄です。上り坂に居続けるため、誠心誠意かけぬけます。

団体HP:http://omowaku.wixsite.com/omowakuhp

Bブロック 出場者

岡戸優太 21g座(日吉)

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「21g座」とは?

2015年8月に岡戸優太を主宰とし、慶應義塾大学の「創像工房infront of.」のメンバーを中心に結成された演劇ユニット。演劇インカレ2015にて旗揚げ、審査員特別賞を受賞。他には劇王神奈川IV、第13回杉並演劇祭など、コンテストや演劇祭に積極的に参加。21世紀の21歳(当時)による21gの魂(諸説あり)を揺さぶる演劇作りを目指す。

岡戸優太さんプロフィール

岡戸優太 埼玉県出身、現在23歳。慶應義塾大学の演劇サークル「創像工房infront of.」にて演劇製作をスタートし、2015年にサークルメンバーを中心に「21g座」を旗揚げする。全公演の作・演出を手掛け、役者として出演することも。少し理念的なテーマを扱った、筋の通った物語を好む。影響を受けた劇作家はつかこうへい。

作品タイトル

「平成百鬼夜行」
作・演出:岡戸優太
キャスト:武田紗保・中村馨・岡戸優太

今回への意気込み

今回21g座は、再演というものに初めて挑戦します!初演時から現在に至るまでの自分たちの成長を上乗せし、新しい要素が加えられた作品に仕上げたいです。今年はまず、決勝ブロック進出を目指します!

団体HP:http://theater21g.main.jp/
Twitter:@21g_za

波田野淳紘  劇団820製作所・別館(横浜)

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「劇団820製作所・別館」とは?

劇団820製作所(はにわせいさくしょ)は2004年に旗揚げをし、東京圏を活動の拠点として演劇の公演を重ねてきました。今回はtheater 045 syndicateの中山朋文氏を演出に迎え、趣を変えた“別館”として上演に臨みます。

波田野淳紘さんプロフィール

波田野淳紘 1984年、神奈川県生まれ。劇作家、演出家。2004年に劇団 820製作所を旗揚げ。主な舞台に『聞こえる、カフカ?』(2014)、『悪魔はいる』(2014)、『Hamlet』(2016)など。

作品タイトル

「月の光の下」
作:波田野淳紘(劇団820製作所)
演出:中山朋文(theater 045 syndicate)
出演:佐々木覚・今井勝法(theater 045 syndicate)・織田裕之(ワタリダロケット)

今回への意気込み

劇王はぼくにとって、ふだんの公演では取り組まないようなスタイルの劇に挑戦できる貴重な、大事な機会です。心の、まだ動かしたことのない場所を動かすような上演となりますように。

団体HP:http://820-haniwa.com/
twitter:@820_haniwa

仲尾玲二  G/9-Project(横浜)

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「G/9-Project」とは?

1993年旗揚げ。横浜を中心に活動を続け、年に2~3回のペースで公演を行っています。メンバーはG/9-Projectの劇団員とG/9プロジェクト事務所所属のタレントとで構成されており、本公演以外にも他団体への客演なども積極的に行っています。私たちの作る作品はコメディからシリアスまで多種多様に富んでおり、自由で奔放な発想の表現を心がけています。パワフルで奇想天外な物語を是非お楽しみください。

仲尾玲二さんプロフィール

仲尾玲二 1968年生まれ。1988年に旗揚げした劇団GARAKUTAにスタッフとして参加。第三回公演より劇団代表となり、以降劇団が吸収合併を果たしG/9-Projectとなった現在まで、座付きの作家として執筆・演出を担当する。他劇団や映像団体などへの作品提供も多数あり、ジャンルにとらわれない作品作りを得意とする。

作品タイトル

「は・わ~い♪」
作・演出:仲尾玲二
出演:仲満響香・中上杏奈・悠佳

今回への意気込み

劇王を意識するのではなく、あくまでも普段の表現を大切にし、観に来ていただいた方々に面白いと思って頂けるような作品作りを目指しました。どうぞ舞台の上から私たちのパワーを受け取ってください!

団体HP:http://www.g9-project.com/

桜木想香  虹の素

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「虹の素」とは?

「愛だけで、つくりこもう」を合言葉に、甘く切なく、優しく温かい、愛に満ちた作品づくりをしています。ときめいて、笑って、ほんのり泣いて、観終わった後はなんだか心があったかく、優しい気持ちが溢れてきます。繊細で儚く、「人の心の美しい部分」を清濁併せて限りなく美しく描いています。2010年旗揚げ、横浜を拠点に活動しています。

桜木想香さんプロフィール

桜木想香(さくらぎもか) 2014年より、虹の素で脚本を書いてくれています。彼女の作品は現代劇のはずなのにどこかファンタジーです。一言でいうと美しいです。けれどその美しさこそが、作中で起こる奇跡とか不思議なできごと以上にリアルでないと感じます。でも僕はその美しさがとても好きなのです。彼女の描く作品には、共通して「souvenir」というテーマがあります。「置き土産」や「思い出」という意味のフランス語です。そこにモノや記憶があるだけで 、存在は不在なんです。その不在の存在を描くのがうまいです。「失って気づく大切さ」に、気づかせてくれる作家だなと思っています。(熊手)

作品タイトル

「H2IJKL2」
作:桜木想香
演出:熊手竜久馬
出演:小島花緒理・小林鈴果・平田剛

今回への意気込み

3回目の参加になりました。たかが20分、されど20分。過去2回参加して思ったのは、自分たちらしさをきちんと出さないといけないのだなということ。60分くらいになる作品をつくってるつもりです。それを40分分そぎ落としたら、やっぱり残るのは、自分たちの芯であり幹なのだなと思います。

団体HP:http://nijinomoto.wixsite.com/nijinomoto

Cブロック 出場者

緑慎一郎  キャットウォーク

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「キャットウォーク」とは?

神奈川県演劇連盟・副理事長 演劇プロデュース『螺旋階段』緑慎一郎と演劇界で活躍する渡邊歩が新たな試みとして団体の枠に縛られずに面白いことを探求する為に作ったユニット。渡邊歩・中西浩・梶原航の三人がスケジュールが合わず参戦できない今大会。今までないキャットウォーク作品が出来上がる事は間違いありません。 どんな芝居をお届けするのか要注目です。

緑慎一郎さんプロフィール

緑慎一郎(みどりしんいちろう) 神奈川県演劇連盟副理事長、演劇プロデュース『螺旋階段』主宰。全作品の作・演出を担当。数多くのオリジナル作品を発表。コメディーから社会問題まで幅広い作風。TAKinKAATで四年連続で脚本を担当。小田原市出身、在住。

作品タイトル

「イントロダクション」

作・演出:緑慎一郎
出演:小坂竜士(辺見プロモーション)・佐藤みつよ(劇団夢幻)・緑慎一郎

今回への意気込み

劇王神奈川が開催されてから他とは違う面白さを見せたくて参加してきました。今回も見ている人が面白いと思える作品をお届けします。

団体HP:www.rasen-k.com
※上記リンクは緑慎一郎主催の演劇プロデュース団体「螺旋階段」のサイトです。

南出謙吾 らまのだ(横浜)

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「らまのだ」とは?

劇作家南出謙吾の作品を森田あやのプロデュースによってお届けする劇団。「平温」 の中に不合理な人間存在そのものを見出そうとする姿勢が度々評価 されてきた南出謙吾。焦点をずらしたやり取りから、 かえって浮かび上がる登場人物の本質。惨めが滑稽に。 滑稽が悲哀に。そんな【温】と【冷】が混ざり合った独特の世界。

南出謙吾さんプロフィール

1974年石川県生まれ。 1999年より大阪で劇団りゃんめんにゅーろんを主宰した後、 2013年より関東に活動拠点を移し、 横浜の演出家森田あやを主宰とし劇団らまのだを旗揚げ。第10回、第12回AAF戯曲賞、第15回、 18回OMS戯曲賞、第21回 劇作家協会新人戯曲賞、 いずれも最終選考ノミネートされるも選外となる。 永遠の最終選考作家の異名が付きかけたが、第2回北の大地戯曲「 北海道戯曲賞」優秀賞受賞しなんとか脱出。

作品タイトル

「まど」

作:南出謙吾
演出:森田あや
出演:日下部そう・木山廉彬・西井裕美

今回への意気込み

一見平坦にみえる作品で、 3センチほど宙に浮いたスリリングな感覚を味わってほしいです。

団体HP:http://www.lamanoda.com/

千明梗子  雲の劇団雨蛙 神奈川支部(川崎)

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「雲の劇団雨蛙 神奈川支部」とは?

島根県出雲市に本部を置く、雲の劇団雨蛙の神奈川支部。関東圏の若手を中心に活動している。劇団としては、北は北海道、南は福岡まで全国各地に出没。活動としては幅広い作品の演出からオリジナル作品の上演、プロデュース公演と多岐に渡る。また、毎月第2日曜日には、新丸子にて朗読劇などを開催している。

千明梗子さんプロフィール

千明梗子(ちあき きょうこ) ’15東京声優アカデミー卒。在学中に校内発表作品「赤い糸」「空蝉のかご」を手掛ける。元々役者志望だった為、明るく活発な役やコミカルなキャラクター、二枚目な男役を振られる。養成所卒業後、「月1で脚本を作ること」を目標とし、現在も継続中。作品傾向は星新一が好きな為、SF作品や、人間の内に潜む闇を時に楽しく、時に真摯に向き合うものが多い。

作品タイトル

「それでも部屋は記憶する」

作:千明梗子
演出;岡田和歌治
出演:具志堅葉介・飯田貴子・他

今回への意気込み

雲の劇団雨蛙。神奈川支部の活動を一人でも多くの人に認識してもらえるように。また東京声優アカデミーからの同期でもあるメンバーのみで挑戦して一回でも多く作品を発表したいと思います。

団体HP:http://kumogeki.amagaeru.wix.com/official

河田唱子  もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡(横浜)

「もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡」とは?

「もじゃもじゃ頭」こと、うなぎ計画の笹浦暢大が、「へらへら眼鏡」こと、作家の河田唱子と2011年に短編演劇を行うために結成した結成したユニット。名前は見た目通り。現在は長編の公演も行う。特定の所属俳優を持たず、俳優は公演の度に呼ぶスタイル。神奈川県を中心に活動。神奈川県庁本庁舎大会議場を使った公演など、劇場空間以外での公演も多く、身体表現と言葉を組み合わせた作品創りを行う。ふざけた団体名に比べて作品は社会性が高いものが多い。

河田唱子さんプロフィール

河田唱子 劇作家。神奈川県・横浜市港北区生まれ。幼少期をスイス・チューリッヒで過ごす。学習院大学文学部日本語日本文学科卒。2009年戯曲セミナーを受講。2011年 “もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡” 結成。神奈川を活動拠点とし、マグカルフライデー「桜木町蹶起集会」、マグカル出前公演「神奈川県庁本庁舎大会議場短編演劇集」、SHOTGUN produce「BULLETS ASSORTED」など多団体が集まっての企画公演では、脚本のみならずプロデュースにも携わる。劇王神奈川にて、2014年と2015年に優勝。三代目・四代目「神奈川劇王」の称号を得る。各地の短編演劇祭の覇者が競った2015年の「劇王天下統一大会 ベイシティロワイヤルin KAAT」、2016年の「神奈川かもめ短編演劇祭」ではいずれも決勝に進出。

作品タイトル

「声」

作:河田唱子(へらへら眼鏡)
演出:笹浦暢大(もじゃもじゃ頭)
振付:松田鼓童
出演:巽 徳子(Dance Company MKMDC)・miotchery(Dance Company MKMDC)

今回への意気込み

1月に神奈川かもめ短編演劇祭という海外の団体も参加する大会に参加したことにより、日本語を使いながらも言語以外でも作品を理解してもらえること、そういう事を学びました。今回の「声」はそんな作品となればいいなと考えています。現王者として、神奈川の演劇を少しでもリードできる作品創りができればと思います。(笹浦)

団体HP:http://ameblo.jp/heraheramegane/

特別インタビュー

劇王神奈川に5年連続参加しているキャットウォークの緑慎一郎さんと4年連続出場し、昨年は決勝に進出を果たしたチリアクターズの大島寛史さんにインタビューをしました。

劇王の魅力

ーお二人は、劇王神奈川という短編演劇のイベントに大島さんは4年、緑さんは5年連続参加していらっしゃいますが、ズバリ、この劇王というイベントの魅力って何ですか?

緑慎一郎
私は実は4年連続予選敗退なんですが、それでも参加している理由というのは、お客様と審査員の反応が楽しいからです。普段演劇はなかなか点数をつける事はしないじゃないですか。その反応がやっぱり凄く楽しいですね。あと、負けたつもりが無いからというのが大きいからですかね笑

大島君は一年目観て参加したんだって?

大島寛史
負け王は観たんです。
緑慎一郎
負け王というのは、もじゃもじゃ頭の笹浦さんが、神奈川劇王Ⅰで負けた時に、うちは負けていないっていって、有志の団体を集めて劇作家協会の後援までとって、劇王のスピンオフでやった「劇王Ⅹ神奈川予選番外編~負け犬公演 僕たちはこうして負けた~」という公演なんです。

ー凄いタイトルですね。その負け王を観て参加しようと思ったんですか?

大島寛史
いやいや、負け王を観て参加しようと思ったのではないです。同じ小田原で活動している緑さんに誘われたんです。
緑慎一郎
それはそうだった。

ーそれで、大島さんが考える劇王の魅力とは?

大島寛史
普通の演劇公演と違って他の団体のお客様が観てくれるっていうのが凄い魅力ですね。演劇のお客様ってどうしても自分たちのお客様や常連のお客様だったりするところが有るから、そうじゃないお客様、知らないお客様に観てもらえる事が凄い魅力です。二人とも小田原なので普段のお客様がどうしても神奈川の他の地域から来にくいということもありますし。

審査も一種のエンタメショー

ー審査されるってどういう気分ですか?

緑慎一郎
自分がどう評価されたというところよりも、審査員が他団体のこういうところを評価するというのを他団体の講評を見ていて驚きとか感銘を受けます。自分のところがどういわれようと私はあまり関係ないんですよね。作風とか変えないし笑
大島寛史
審査待ちの時間って一番このイベントに出る事を後悔する時間ですよね。
緑慎一郎
それ解るわ。あれ一番嫌だね。
大島寛史
何で俺今ココにいるんだっていうか・・・

審査されてどうこう言われるのは、ショックな時はショックな事も有りますが、あれも一種のエンタメショーなところが有るので、あれが楽しいところは有りますよね。

※劇王は投票後に審査員による講評が有ります。

ーその一種のエンタメショーでショックなのにプラスに思えるところはなんでしょうか?

大島寛史
お客様の前で言われるからお客様に反応があって笑ったりしてくれるじゃないですか。笑ってくれるならいいなーって思えちゃうんですよねー、僕は。

色々悪い事言われると、票入れてくれたお客様には申し訳ないなって所も有ったりもしますけど。なんで負けたかねーってお客様と話せたりするのも楽しいですよね。一般の公演で、こんなに真剣に演劇観てくれる事なかなかないんじゃないですか?

緑慎一郎
ああ、それはそうかもね。

20分だからやれる事

ー短編演劇と普通の演劇の作り方の違いはなんでしょうか?

緑慎一郎
「起承転結」の「転結」だけでいける。もしくは「結」だけでもいけるのではないか?20分しか無いので「起」とかやっている場合じゃないので。

ー確かに大島さんは去年の作品は「結」だけのような芝居だったですしね。

大島寛史
笑。普段は90分の作品を創っていますが、90分持たないテーマなどを選ぶ事が多い。僕は演劇が娯楽だと思っているのでテーマ性が有るものとか重たいものがあまり好きではないので、20分だからやれる事を選ぶ事が多いです。
緑慎一郎
お客様目線でいうと短編は凄く観やすい。この劇王はつまんない芝居でも20分我慢すれば次の芝居はじまりますしね笑

二人から見た神奈川劇王

ー長年劇王に関わって来た二人だからこそ言える、劇王神奈川に言える事って何か有りますか?

緑慎一郎
他の地方の劇王みたいなコンテストではどうだか解らないのですが、神奈川劇王に関しては笑いの団体が勝てないイメージが有ります。全国だと北海道、四国、東京とか笑が強いイメージが有るが神奈川は違う。

大島君はどう?4年やって来てこうはしないようにするみたいなのってある?

大島寛史
緑さんは、おっぱいもんじゃいけないのは覚えましたよね?
緑慎一郎
ああ、暗転板付おっぱい揉むのは勝てないのは良く解った笑

エログロは勝てないよね〜。解りやすいエロは勝てない。観客票がおしゃれなところに入る気はする。横浜っぽいよね(小田原的に)。あ、もちろん本気で行ってないよ。

大島寛史
そろそろスカジャンもって帰りたいですけどね。
緑慎一郎
小田原城に飾ってもらう?二人で精力的に動けば地域のミニコミ紙なら動かせそうでしょ笑

ーズバリ勝てそうですか?

大島寛史
勝算は有りますよ。勝てそうっていうか、初めて負けても悔いが無いような気がします。今までの4本でずば抜けて自分のやりたい事をやっているのでそれが受け入れられれば嬉しいですし、受け入れられなくても悔いは無いなって。今までもやりたい事や魅せたい事をはっきりと魅せている団体が決勝にいったり勝っているので、そういう意味でいうと僕は今回は勝てるのではないかと思うんですよね。
緑慎一郎
今回珍しく、いや、初めてウォークの方がでないので(キャットウォークはキャット=緑さん、ウォークは渡邊歩さん)、ここで勝つのが一番原因がはっきり分かるので、円満に解決できる方法なので、ここで勝ちたいなと。あれ?あいつ勝ったって・・・・って言われたいですね。
大島寛史
決勝戦で小田原対決したいですね〜。
緑慎一郎
したいねー。

でも、間違いなく面白いですようちは。大事な事なので、もう一度言いますが、ウォークが客席で観ているところで勝ちたいですね〜。

未来の参加者へ

ー最後に、これから参加してみたいと思っている劇作家、団体さんへ一言。

緑慎一郎
勝ち負けよりやりたいようにやれるイベントです。20分の芝居を引き下げて是非参加して欲しい。
大島寛史
新しい出会いが必ずあります。でも、俺、俺より若くて俺より面白いやつとは出会いたくないなー。
緑慎一郎
笑。絶対ハマるから。まずは手をあげて参加して欲しいね。
大島寛史
絶対成長しますしね。

ー二人の劇王神奈川に対する愛情が良く解りました。本日はお時間いただき、ありがとうございました。

神奈川劇王V

※公演終了
スクリーンショット 2016-09-05 0.19.34
HP:http://gekioukanagawa.com
◼︎期間:10/14(金)〜10/16(日)
◼︎会場:神奈川県立青少年センター 多目的プラザ

主催:劇王神奈川実行委員会、マグカル・フェスティバル実行委員会
共催:神奈川県立青少年センター、神奈川県演劇連盟
後援:一般社団法人 日本劇作家協会

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