あれもこれも、まずは実践してみませんか? 動くことから始まる、小劇場の輪②

照明、音響、美術…一つの舞台を作るにあたって、役者を集めただけで仕事は終わりではありません。スタッフの事も考えなければいけないし、もちろんお金も勘定しなければならない。やることは山のようにあります。

皆さんは、宣伝美術にどのくらいお金をかけていますか?今回は宣伝美術を交えてお話をしていきたいと思います。

あれもこれも、まずは実践してみませんか? 動くことから始まる、小劇場の輪①

情報はどう伝えるべきか

舞台名、日時、場所、役者名、スタッフ名、スポンサー…
舞台のお知らせをする時って意外と伝えなければならないことが多いですよね。沢山の情報を載せなければならないからこそ、見せる為だけではなく、伝えることを一番に宣伝美術を考えなければいけません。

宣伝美術について考える

チラシは舞台にお客様を呼ぶ大事な媒体です。舞台前にお客様が視覚でイメージを膨らませることのできるものは、ホームページとチラシ、この二つ。宣伝メールを送ったところで、あらすじを見てもらえなければ意味がありません。

人間の五感は「触覚」>「聴覚」>「視覚」>「臭覚」>「味覚」の順で優先順位がつけられていると言われています。大劇場でやるようなお金のある舞台はCMを流せるので、「聴覚」と「視覚」に働きかけができますが、小劇場のようなお金がかけられない所の場合、お客様に最初に入ってくる情報は「視覚」のみ。デザインを考える時は必要な情報を伝えることを念頭に置いてください。

効果的に見せて、配る

見やすいものを

これは大前提ですね。舞台を見に行く回数が増え、多種多様なチラシを見かけます。舞台は日によって上演時間が異なる場合が多く、観劇が決定している人も、気になっている人もまずはここを見ます。確かに一番凝ることができる場所ではあるのですが、◯日◯時というのがわかりずらく記載されているところが多々あります。ここは先ほどもお話をしたように、伝えるべき場所です。

明確に

あらすじはどれだけ凝って書いて頂いても構いません。あらすじが載っていない場合、キャッチコピーを載せることも多いです。また芝居に関係のないものを書いている団体も多いです。ですが、少し考えてみてください。公式のチラシであらすじもキャッチコピーも芝居には関係ない、主催の言葉だったりしたら…あなたは見たいと思いますか?

配ろう

沢山配りましょう。私も一時期、「ホームページがあるのだからチラシはそんなに必要がないのでは」と思っていました。それは大きな間違いです。配ったチラシがあるからHPを見る機会が増えるのです。URLを記載したら近くに「◯◯(舞台名や劇団名)と検索!」と入れて、とにかくチラシを配って代わりに宣伝してもらいましょう。そのために、前回お話した挨拶をして、チラシを置かせてもらう努力をしてみてはどうでしょうか。配ることも、宣伝美術の一つです。

まとめ

デザインについてあれこれいうつもりはありません。デザイナーさんがいたり、自分たちで作ってみたり、様々な思いのこもった形になっていると思います。私はそんなチラシを見るのが大好きです。そこに一つ、伝えるという思いを付け足してみたら、また舞台の魅力が増える気がしませんか?

沢山の気持ちを芝居だけではなく、宣伝美術でも伝えられたらいいですね。しろ。でした。

しろ。

ミュージカルで舞台を経験後、小劇場へ。小劇場って狭いのね!とびっくりして今ここにいる。役者・制作・ラジオパーソナリティ・デザイン

しろ。個人twitter→@Siro_Ceska
番組公式twitter→@shirogeki
メール:shiro@alfa-radio.com
僭越ながら番組内容を変更してしろが演劇情報をお送りします
しろ。


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