誰でもできる!ー小劇場での舞台メイクのやり方ー

「舞台メイク」

この言葉から皆さんはどんなことをイメージしますか?
つけまつげバサバサ、真っ赤なリップ。鼻筋は…マイケルジャクソン?

なんて姿を思い浮かべる方も多いことでしょう。舞台メイク=とにかく濃い、という印象があるかと思います。確かに商業演劇のようなとっても大きい舞台に立つときはそうかもしれません。

しかし、最近では舞台といってもキャパ100名程度の、俗にいう「小劇場」という劇場がとても増えてきました。それに伴いお芝居をする方、舞台に立つ方も日に日に多くなってきています。今回はその小劇場界でのメイクがどんなものか紹介したいと思います。

普段小劇場の舞台に立っている方はぜひ参考にしてみて下さい。



そもそも舞台メイクって自分でやるものなの?

映画のメイキングなどを見ると、汗を拭いてくれたりファンデーションを直してくれたり…そんな姿、見たことはありませんか?

彼女たちは通称、「メイクさん」。名前の通り役者のメイクアップをしてくださる方々で、それを職業とされています。

舞台の場合も、ヘアセットをしてもらって、メイクもやってもらって…そんな世界と思われがちですが、小劇場の場合、メイクさんはつかないことがほとんどです。

もちろんその舞台の予算、世界観、主宰さんの意向などにより様々ですが。大体の小劇場の場合、メイクさんがいてラッキーくらいに考えていた方がいいかもしれません。

自分でメイクなんて自信がない…どうしたらいいの?

小劇場の場合、お客さんとの距離は近いことが多いので、実は普段のメイクをちょっと濃くする程度でOKなんです!

  • ファンデーションをいつもより厚く塗る
  • つけまつげをつけてみる
  • アイラインをペンシルタイプから筆ペンタイプに変えてみる

など、特別な道具を使わなくても本当にちょっとした工夫で充分濃く見えます。
アイシャドウにラメを追加してみるだけでも、照明にあたってキレイに映えますよ!

by カエレバ

困ったときは先輩女優を捕まえるべし!

「そもそも普段からあまりメイクをしないから、どうしていいかわからない…」
そんな方は、共演の女優さん、特に先輩女優さんに助けを求めましょう!

例えば、楽屋で「それ、何色あるんだ」って思う程のカラーパレットを持っている人がいたら、「それなんですか?」「どうやって使うんですか?」と勇気を出して聞いてみましょう。きっと使い方を教えてくれるでしょう。

また、どんな座組にも昔からクラスに1人はいた「人にメイクすることが好き系女子」が女優さんの中にもいます。そう言う人を見つけたら、素直にお願いしてやってもらいましょう!

もちろんその場合は、お礼も忘れずに。飲み物やお菓子など、相手が恐縮しない程度の物がいいです。

せっかくのメイク。崩れない為には?

夏の暑い時期などは崩れやすくて困りますよね。特に舞台ともなると、ただでさえ熱いライトを浴び、殺陣やダンスなど体を動かすことがとても多いです。

そうなるともう、汗、かきます。役者といえど汗は止められません。人間だもの。ですが、多少なりとも汗でメイクが崩れることを防ぐことは出来ます。

  • メイク前に保冷剤をあてて毛穴を引き締める
  • メイク後に市販のミストをふきかける
  • ちょっとお高めのベースメイクを使う

など、これもほんの少しの工夫で変わってくるようです。ちなみに私はそれでも汗をかきやすいので、もう割り切って「とにかくこまめにメイク直しをする!」ことを徹底しています。

メイクを直す時間がない…という方は、舞台袖にうちわや扇子、ティッシュなど汗を抑えるものを置いておくと便利です。

汗わきパッドは使える

余談ですが、元宝塚歌劇団の方に聞いたところ、カツラの下になんと「汗わきパッド」を挟んでいるとのことでした!
確かに薄いし目立たないから、これは賢いですよね。カツラをつける舞台に出る方は是非試してみてください。

by カエレバ

メイクも表現のひとつ。楽しむ気持ちを忘れない

色々と書きましたが、メイクはあくまでも一つの表現方法。演じる役の性格や衣装のイメージなどその時々で自由に変えることができます。

「頑張って濃くしなきゃ、キレイにしなきゃ…」と考えるよりも、「この役ならチーク入れるかな?」「この衣装に合うアイシャドウは何色だろう?」など、考えながらやったほうが愛着も沸いて楽しいと思います。

自分の役の外見も楽しんでもらうつもりでチャレンジしてみてくださいね!

by カエレバ


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