役者である以前に、皆一人の人間。男と女。
男女が揃えば恋だの愛だのは、避けることは出来ないのです。
短いようで、長いような稽古期間の中でその恋が成就した場合、他の共演者に気付かれまいと、ひたすら隠します。
でも、なぜかバレてしまうのです。なぜでしょうね?今回はお忍びの恋がバレるポイントを紹介していきます。
休憩時間の過ごし方でバレる
休憩時間の過ごし方は人それぞれ。
その中でのバレるポイントはずばり「ご飯」です。
ご飯休憩は通常の小休憩と比べて、時間が長いです。
そのせいか、周りからは「一緒にいる時間が長い(多い)」などの印象をつけてしまいます。
「いつも一緒にご飯食べてるよね」
↓
「仲良いよね」
↓
「付き合ってんじゃね?」
このような流れでバレます。
稽古後の帰り道でバレる
恋人とは少しでも長く一緒にいたい。
稽古場から駅までの帰り道。そんな時でも一緒に話したい。
気持ちは分かる。分かるが、気を付けた方がいいですよ。
「稽古の帰り道、二人セットで歩いている後ろ姿を良く見かける」
こんな状態になってしまったら、もう手遅れです。
「いつも一緒に歩いてるよね」
↓
「お似合いだねー♪」
↓
「付き合ってんじゃね?」
このような流れでバレます。
演技の話でバレる
良い話も悪い話しも、共演者の話を良くします。
他人の演技について話す時、いつも同じ人のことばっかり話す。
それが仮に悪口だったら問題ないですが、褒め言葉ばかりだと疑われます。
「いつもアイツの話しするよね」
↓
「好きなんじゃね?」
↓
「てか付き合ってんじゃね?」
このような流れでバレます。
近距離でのLINE
ここまで来ると最早、確信犯。
男のスマホ「ピコン」
↓
女のスマホ「ピコン」
↓
「付き合ってんじゃね?」
このような流れでバレます。
まとめ
上記の流れを読んでいただけると自然とお分かりいただけると思いますが、つまりは「クラスメイトと付き合ってしまった」場合と変わらないのです。
狭い人間関係の中で、どれだけ隠そうと思っても、二人の視線や雰囲気でどうしてもバレてしまうものです。
冒頭に書きましたが愛だの、恋だのは男女が出会えば避けられません。しかし、色恋にうつつを抜かさず、しっかりと目の前の演技に集中する。それが役者のやるべきことです!
だからこそ、迷惑をかけてきた皆さん、この場を借りて謝罪します。ごめんなさい。あの時私はうつつを抜かしてました。